クリニックブログ

2020.02.01更新

赤ちゃんが愛おしくて… 普段からついついお腹をさすってしまったりしていませんか?
また、妊娠が進むと「お腹が張る」ことが少しずつ増えてきます。そのような時も 赤ちゃんが心配で… 張り具合を確認したくて… とお腹を軽く押してしまったりしていませんか?

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医師や助産師は赤ちゃんが生まれた後、不要となった胎盤を母体から排出させるためにお腹(子宮底)を輪状にさすって子宮の収縮を促し、胎盤を排出させることがあります。
つまり、お腹を さする、軽く押す などの行為は子宮の収縮を促す作用があるのです。

もし、これまで さすったり、押したり していた場合はお腹の張り(子宮収縮)の原因となる可能性があるので今日から出来るだけ控えるようにしましょう。
※子宮収縮は早産の兆候となる可能性があります

当院では妊娠20週と妊娠30週で「頸管長」(早産の兆候があるかないかを判断する測定)を行っております。

頻回な張りが全て早産の兆候、という訳ではありませんので、こちらの測定で問題が無い場合、過度な心配はいりません。(ただし、頻回な張りが長時間続く場合や強い痛みを伴う場合、出血がある場合はかかりつけ医院へご連絡ください)

お腹が張るな、と感じたときは、まずはできるだけ安静(横になる)にして体に負担をかけないように気を付けましょう

●どういう状態が「お腹が張っている」状態なのでしょうか?
個々によって感じ方は様々です。色々な表現の仕方がありますが、
・バレーボールのような硬さ
・お腹がカチカチになる
・お腹がキューッとしぼむ感じ
・下腹部が重く、生理痛のような痛みが出る
・お腹が中から強く圧迫されているような感じ
などと表現されることがあります。

●「お腹が張る」を予防するために
色々な要因が考えられますが、一般的には下記のことが子宮収縮を引き起こすと考えられています。
・冷え
・お腹の締め付け
・疲労
・ストレス
・胎動
・性行為
・乳首マッサージ
・便秘
・張りやすい体質の方

家事や上の子の育児、仕事など妊娠中も色々気になることもあるかと思います。しかし、まずは母子ともに安全に赤ちゃんを産むために、無理をしないことが大切です。

投稿者: おおいウィメンズクリニック

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